「ブルー・オーシャン戦略」を読んで
「ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する」
Amazonでも“戦略”で検索して2位につけている人気の書
丸善でも1階入り口そばに平積みされています
ポイントは
・機能面での競争はやがて価格競争に陥るので避けるべき
・必要な機能・不要な機能を見分けて、サービス・商品のエッジを効かせる。それが、バリューイノベーション。
・技術的なイノベーションを前提としないので、萌芽技術を用いる場合のようにコスト面での不利は発生しない(例えば、初期の1.8インチHDが高価など、、、)
・代替財産業などにも、バリューイノベーションをおこすためのヒントがある。
・規模の経済を実現するため“非顧客層の大きな共通点”に着目して、過度のニッチ化を避けることも必要。
言いたいことは分かるし、異論はないが議論の抽象度が高い、というか感覚的。例えば、“戦略キャンバス”という名称で製品の価値を構成する要素の重要度を評価しているが、その要素の抽出方法や評価の仕組みはまったく記述されていない。
強いて言うなら、洋書にQBハウスの事例が出てきたのには驚いた。こういう事例収集能力は、やはりケーススタディのHBSの強さなのかな。
サービス業などでは技術による連続的なイノベーションという感覚がそもそも薄いので、筆者が書いているようなことは当たり前の感覚として持っていると思う。なので目新しい感覚は覚えなかった。製造業、特にデジタル家電メーカーあたりだと、目鱗の可能性はあるかもしれない。
HBSマークの価値が、ほんの少し自分の中でダウン