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「検索エンジン戦争」を読んで

検索エンジン戦争を読んだ。

 主にYahooとGoogleの間で展開されてきた攻防を描いおり、これまでの競争のポイントは“収益モデルの構築”と“SEO対策”にあった。それほど目新しい数値やデータが展開されているわけではないけれど、歴史的な経緯を把握するという観点では読む価値がある。
 これからは、検索対象の拡充(図書館のデジタル化etc)と特定ニーズへの対応(商品価格の検索etc)がトレンドと言及していて、著者はそれらによって“トラフィックが増加⇒Adsenseでの儲けが増える”という既存のモデルの為の施策と認識している。もっと目新しいヨミが欲しいところ。

文章の調子が口語に近いので多少読むのに疲れてしまうけれど、集中すれば2時間もかからないと思う。あくまでも情報としての読み物であって、目鱗なフレームや視点を提供してくれる本ではないかもしれない。

それにしても時系列で整理すると、いかに日本のインターネットサービスがアメリカの後ろをついて歩いているかが分かる。文中では“6ヶ月~1年の時差”と言っていた。

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