老舗コンテンツ企業、新興コンテンツ企業にひれ伏す
一時期PixarがDisneyに対してコンテンツを供給していましたが、PixarのジョブスCEOとDisneyのアイズナーCEOの関係がこじれ一旦は提携関係を解消したと記憶しています。しかしながら、そのあとDisneyのCEOはロバート・アイガー氏へと変わりPixarとの関係修復を果たし、今回の買収に至る結果となっています。
いかにDisneyがPixarを求めていたのかが分かります。
ジョブスは理想が強く、独裁者アイズナーに対して徹底抗戦の構えだったのでしょう。無論、Pixarも公開企業ですので、株主の論理を優先すればディズニーとの提携関係を切りづらい部分はあるはずなのですが、ジョブスがPixar株の過半数を個人で所有しているため、やはり彼を納得させなければ買収や提携は不可能な状況でした。そして、なんと言っても強かったのがPixarの作るコンテンツの素晴らしさがジョブスの姿勢を支えていたと言えます。ディズニーがPixarをのみ込んだとはいえ、Pixarの圧勝ですね。
ジョブスはAppleを立ち上げ、Pixarを立ち上げ、Appleを再生させました。Appleを立ち上げた当初は非常に乱暴なカリスマであったと聞いたことがありますが、昨今はApple創業時とは格段に異なった対人コミュニケーション能力を備えているように感じます。それは自分の人生を振り返ったStanfordでのスピーチでも感じます。自分の理想の実現とサステナビリティの間で良いバランスをとっているなという感じです。はやくiCon読まなきゃ